第1問/5問
香月泰男が戦争に持っていき、シベリア抑留中も手放さずに日本に持ち帰ったものは、絵具箱ともうひとつは次のうちどれでしょう?
香月泰男が戦争に持っていき、シベリア抑留中も手放さずに日本に持ち帰ったものは、絵具箱ともうひとつは次のうちどれでしょう?
香月は出征から復員まで、婦美子夫人との写真をタバコケースに収め、お守りとして肌身から放しませんでした。また、絵具箱は離別した母親から贈られたもので、香月は生涯大切にしました。それぞれシベリア・シリーズの《護》、《絵具箱》のモティーフになっています。
山口県立美術館が所蔵している重要文化財3点は全て誰の作品でしょう?
山口県立美術館が所蔵している重要文化財は雪舟の「山水図巻」「牧牛図(牧童)」「牧牛図(渡河)」の3点です。
山口を代表する画僧・雪舟の、フルネームは次のうちどれでしょう?
雪舟のフルネームは雪舟等楊(せっしゅう・とうよう)。
「雪舟」は【号】(いわゆるペンネーム)、「等楊」が僧としての【本名】にあたります。
「雪舟」の号は40代の半ば、京都から山口に移り10年ほど経ってから使用しており、それまでは「拙宗等楊」と名乗っていました。
中国との一大交易拠点だった山口で、墨蹟(禅僧の書)を手に入れ、それをもとに改号したといわれています。
「雪舟」という有名で美しい名前の誕生にも、山口の地が関わっているのです。
中国明時代の景徳鎮官窯(けいとくちんかんよう)で焼かれた皇帝用の磁器に描かれている「龍の爪」は何本でしょう?
中国では皇帝用にのみ5本の爪が描かれました。
その他の者には、爪の数を4本・3本と減らし格式を下げていました。
葛飾北斎「富嶽三十六景」は、全何枚のシリーズでしょう?
「富嶽三十六景」は出版当初からとても人気があったため、36図が出された後、10図が追加で出版されたと考えられています。
葛飾北斎の「富嶽三十六景」や歌川広重の「名所江戸百景」のように、タイトルに“三十六”や“百”などの数字が含まれる場合でも、好評であれば予定の数を超えて制作されることがありました。
全問正解された方には、特典として美術館の観覧料割引をご用意しています。
皆様のご来館を心よりお待ちしています。
※必ず観覧料のお支払いの際に、この画面又は印刷した紙をご提示ください。